ゲーミングノートのバッテリーの消費がなぜか激しいときにチェックすること
ゲーミングノート買った人はだれもが経験するだろう一瞬で電池がなくなる現象、なんもしてないはずなのに発熱がやばい現象の原因がやっとわかりました。
ゲーミングノートでは、iGPUではない高性能なGPUを使うと一気に消費電力が増え、電池も消費が激しく、ファンも回り、本体も熱くなります。
なぜかほぼ無操作でCPU負荷率も5%くらい、なのにPCのが熱くてファンが回りだすとか、バッテリーがなぜかすごい減る場合は、以下の点を確認してみてはいかがでしょうか。
1. グラフィックのパフォーマンス設定が原因なとき
Windows 10 からは設定からグラフィックのパフォーマンス切り替えに対応しています。 一部アプリケーションは、必要もないのに高パフォーマンスモードになっていることがあり、その場合はそのアプリを起動中、+15W以上電気を食うことになります。この発熱も結構やばく、ファンが回ってしまいます。
私のPCの場合、ノートPCベンダー製のControl Centerが高パフォーマンスモードになっていて、これを起動中は熱くなりました。 なお、このアプリの場合は内蔵グラフィックにすると起動しなくなってしまったので多分バグを隠すためにこのように設定されているのだと思います。
Control Centerを在中させないようにすれば大丈夫です(オイ
その他の一部Utilityもグラフィックを使うようです。hwinfoからGPUの消費電力などを確認できます。GPUのパワーゲートがオフの場合は(電源が入っていない場合)0と表示されます。
2. 外部モニタにつなぐと起きるとき
これは、いい点でも悪い点でもありますが、外部モニタのコネクタが一部のゲーミングノートでは、GPUに直付けされています。これにはメリットとデメリットがあります。
メリットは、ゲームを外部モニタでする場合、パフォーマンスが数%向上する報告があります。内蔵グラフィックからの出力では対応していないリフレッシュレートに対応していることもあるかも。
デメリットは、GPUでレンダリングしなくともGPUのパワーゲートをOnにするため、これも消費電力が相当増えてしまいます。
外部モニタは必要な時に接続するか、内蔵グラフィックからのバイパスになるような出力口がtype-Cなどにあることがあるので、そちらを使うことで解決します。
最後に
以上の2つのうちどれかでも引っかかっていると、高パフォーマンスなGPUの電源が入り、消費電力がかなり上がります。
逆にゲーミングPCでも軽めなタスク(例えばブラウジング、文章作成、コーディングなど)なら、設定ちゃんとしたらこの時期6/23でもファンを回すことなく静かな常用も可能だと思います。
環境
GALLERIA GCR2070RGF-QC ブラックモデル 画面も15.6インチなのに軽くて(1.87kg)、電池もまぁまぁ持つし、性能も高めでおすすめなPCです。
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=8&tc=60&ft=&mc=8944&sn=2954&st=1&vr=10
余談ですが、レイトレーシング要らないなら1660tiがいいと思います。性能はあまり変わらないそうです。じゃあなぜっていうと、私の場合はBlender使いたかったし、Tensorコアで機械学習とかもしたかったので2070Max-Qのこれにしました。GRAMも8GBあります。
20200623現在売り切れになってますね。。これ、あうpayの20%キャンペーンの時に奮発して買ったやつで、その後のポイントでモニターや扇風機などを買っています。軽いPCがそのほかに比べて高いのはしょうがないですね。それでも持ち運ぶときは電池持ちがよくて軽いほうがいいと思います。